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第8回全日本アルパコンクール2011

11月27日第8回全日本アルパコンクール2011に行って来ました。

挑戦者も年々増えているそうで、全体のレベルが上がってきている

ことを感じ、嬉しく思いましたshine

奨励賞の鈴木ひろゆきさんは、出場者唯一の男性で19歳。

素直な好感がもてる演奏で、それまで緊張感のあった会場が

ほっこりした空気になりました。

銅賞の白井清子さんは出演者の中でも、音色の良さが目立っていたと思います。

銀賞の岩佐しおりさんは以前からタッチの綺麗さには定評があり、

今回も細部までこだわり、丁寧に演奏しているのが伝わってきました。

しおりちゃんとは一緒にパラグアイへ行ったり、コンサートをしたり

たくさんの思い出があるので、とても嬉しかったです!!!

金賞の坂本鈴さんは圧巻の演奏だったと思います。

会場の空気をガラッと変える存在感のある演奏でした。

思わず身を乗り出して聴きました!

他にも素敵な演奏がありました。もしご本人に会う機会があれば

直接お伝えしたいな、と思いますnote

会場にいらした皆さんは、私が書くまでもなく良い部分は演奏から

伝わっていると思うので、次は奏者として、少し気づいた点も上げたいと思います。

ひとつに、ピッチが悪い演奏も多かったように思います。

アルパは音程が狂いやすい楽器ですので、控え室と舞台袖&舞台の温度差

のせいだと思いますが、課題曲「ジェガーダ」の時点で音程の悪さに気付いたら、

自由曲の前に落ち着いてチューニングをしたら良いと思います。

せっかく頑張って練習して、気持ち良く弾けない(気持ち良く聴いてもらえない)

ともったいないです!wink

また、コンクールは2度目3度目といった再挑戦者も多いです。

もちろん出場回数を重ねるごとに演奏は良くなっていると思います。

ただ、前回演奏を聴いた時に「ここを直せばもっと良くなるのにな」

「ここの部分が惜しいな」という点があり、今回もやっぱり同じ点が

気になりました。それはミスタッチがどうとか、アレンジの難易度がどうとか

ではなくて、音の出し方やリズムの感じ方など、基本的な奏法の部分なので、

そこが変わらないと曲を変えても同じことになってしまいます。

例えば、右手のメロディーを和音で弾いているのに、

オクターブもしくは親指の音しか聞こえない・・・そうすると

ペンペンした薄い音が鳴って、音の厚みや深さがない。        

など、一例ですが・・・そういった基本的な部分です。

もしかしたらご自身が気付いてないのかな、と思います。

見直すべきポイントがわかっていないと、曲が変わっても

(緊張してなくても)、同じことになってしまうので、

自分の演奏をもう一度冷静に聴いてみたり・・・自分で聴くと細かいところ

ばかりが気になって、肝心な点を見落とすかもしれないので、

耳の良い人の意見など聞いてみると良いかもしれません。

これからもアルパ界のレベルアップを目指して、アルパ仲間の皆さんと、

そして他の楽器の方々とも意見交換できるといいな、と思います。

私自身、常に向上心を持ちながら、アルパ講師としても

注意深く生徒の演奏を聴いて、良い指導が出来るように努力したいです。

2年後のコンクールも楽しみですshine

cameraフェイスブックに写真を載せました

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コメント

今まで見るのを楽しみにしていたコンクールをやっと見ることができましたsign01
各出場者の個性を大いに出しつつ、誰よりもうまく演奏していきたいという意志が伝わった感じがしました。

自分とも親しみがあるしおりさんが銀賞を獲得され、自分もうれしく思います。
そして、金賞受賞の坂本鈴さんの演奏を聴いた限りでは、かなり手応えがあったように感じました。
それもアルパそのものが、りえこさんがライブやコンサートでよく使われるのと同じコードですね。当人との共演も検討してみてはいかがでしょう?wink

2年後も訪れてみたいと思います。

投稿: とし | 2011年11月29日 (火) 06時18分

今年もアルパコンクールが無事に終わりよかったですね☆
今年で3回目の観戦でしたが、年々確実にレベルが上がっていることを
嬉しく思います。
アルパに携わって6年目なので、個人的に色々と気付く点がありましたが、
このブログの里映子さんの意見に非常に共感出来ました!

一音楽家として一番気になったのはやはりチューニングです。これは何名かの方に限ってのことですが、どんなにいい演奏やアレンジをしてもピッチが悪いことは致命的です。
確かにミスタッチをしないことも大切です。が、厳しく言わせていただくと、ピッチが悪いということは常にミスタッチをしたまま演奏しているように感じてしまいます。
室温、照明、湿度などの変化で狂うのはもちろん、何もしなくてもピッチは狂います。
たとえ課題曲を弾いてチューニングが気にならなくても、自由曲に入る前にもう一度チューニングをした方がいいと思います。チューニングは音程を合わせるだけでなく、その間に気持ちを落ち着かせるなど、さまざまな効果があると思います。

もう一つ気になったのはリズムの取り方です。足でリズムを取ったり、体を動かすことは非常にいいことです。上手そうに見えてしまいます。これもポイントが上がる理由の一つかもしれません、しかしそのリズムの取り方が間違っている方がちらほらいらっしゃいました。ポルカの曲を3つで捉えるなど、論外です。たとえ足を動かしていなくてもわかってしまいますが。
体でリズムを取るのではなく、自然に体が動いてしまうようになることが理想です。私の師匠はリズムの取り方の段階として、

1、足を踏んでリズムを取る
2、体を動かしてリズムを取る
3、頭の中でリズムを取る(体を動かさなくてもリズムが取れる)
4、何も考えずにリズムが取れる

と教わりました。
私はアルパ奏者ではないですが、楽器に携わる者として、このことは共通なことだと思います。

個人的なブログなどは開設していないので、この場をお借りして意見を書かせていただきました。

今回のコンクールの感想は先にも書きましたが、全体のレベルが非常に高かったと感じました。金賞の方は正直、圧倒的でしたが、賞を取れなかった方々はほんの少しの差です。本当にちょっとのことです。

偉そうなことを書いてしまいましたが、あくまでも個人的な意見ですので、どう捉えるかは皆様の自由です。
次回もぜひチャレンジしていただきたいです!

里映子さん、少しばかり熱くなって長文になってしまったことをお許しください(笑)

投稿: ゆうすけ | 2011年11月29日 (火) 20時18分

oneとしさん
写真送ってくれてありがとうございます!
コンクールは初でしたか!意外ですね!cat
今回は二部も贅沢な内容でかなり聴きごたえがあったと思います。
私もとても楽しかったです。

twoゆうすけくん
素晴らしいコメントありがとう。
たくさんの人に見てもらいたいなup
リズムの話は私にもためになりましたnote

投稿: りえ | 2011年12月 1日 (木) 00時11分

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